セミドレス

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ホワイツのセミドレス。

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こちらは履き始めてそろそろ2年ほどになります。丁度ドルが安かった時に、個人輸入で買ったもの。そのため、異常にコストパフォーマンスの良い一足となりました。革はドレスブラウン、ソールは#700です。

このブーツの良い所は、とにかくがっしりしている所。一回、アッパーと中底を掬い縫いのように縫っているそうで、他のステッチダウン製法の靴と違い、アッパーが一部内部に織り込まれているようになっているように見えます。丈夫な革で、がっちりと中底も合わせて縫われているため、履いた時に靴だけがぶれないような、しっかりとしたフィット感があります。

また、ホワイツの特徴として、アーチイーズがあります(一部、木型によっては無いものもあります)。土踏まずの部分を盛り上げ、がっしりとアーチを支える形状になっています。足が疲れてくると、土踏まず部分が落ち、扁平足になったり、場合によっては足首が外反してしまいますが、アーチイーズと踵から足首までがっちりと支えるしっかりとした作りで、それを防いでくれます。

これにより、長時間の歩行でも疲れにくく、ある意味では足に優しいブーツとなっています。ただし、重さも結構なもので、片足で1kg前後はあるため、人に寄りけりな部分にはなります…。個人的には、歩きやすさが重さを意識させないようになっていると思いますが。

セミドレス

こちらは、届いたばかりの時の写真。ドレスブラウンは、最初はマットなのっぺりした感じの印象を受ける仕上げになっています。これはまだ光沢がある方ですが、同じ仕様で頼んだ嫁さんのものは、もっとマットな感じでした。

これを、クリームやオイルで手入れしていくと、よくネットで見られるような、ツヤツヤな表面に変わっていきます。色の濃淡の変化などは少ないのですが、ツヤという面では変化が出やすい、面白い革になっています。

カーブヒール

ホワイツというとカーブヒール、というイメージがあったので、カーブヒールにしてあります。また、ハーフスリップを追加してあります。ハーフスリップは、ミッドソールのうち、踵から土踏まず部分までの、半分のミッドソールになります。ハーフスリップの説明として、射撃時に姿勢を安定させるため…等書いてあったので、姿勢が悪い身としては興味があったので追加。

ハーフスリップを入れると、立っている時につま先が軽くしか靴底に着かなくなります。踵側により重心が寄る感じですね。歩く時も、つま先への踏み込み量が増えます。外反母趾や内反小趾等、足の指を使っていなくて横アーチが弱っている人には良いかもしれません。自分はそれでちょっと良くなった気がします。

ちなみに、つま先側はシングルミッドソールですが、よくある靴のミッドソール二枚分くらいあるため、ちょっとした釘くらいなら踏んでも問題無さそうです。

#700

ソールはビブラムの#700。普段、歩くのがアスファルトや舗装された道がほとんどなので、歩きやすそうという事でこれに。減りも比較的少ないですし、アスファルトの上などではグリップも良いソールです。ただし、ちょっと硬い、重いといった点もあります。

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注意点もひとつ。アメリカ製の靴にはよくありますが、縫い目や細かい仕上げは大雑把です。これは比較的きれいな方ですが、間隔はばらばら、縫っている所もよれて変な所を縫っているものもあります。

これは、そういうものだと納得出来ない人は、買わない方が良いかもしれません。華奢な作りだと、それが致命的な欠陥になり得る事もありますが、がっちり作っているものなので、多少のミスは影響ありません。その辺も味だと思えるならば、OKです。

ウエスコのブーツもそうですが、ホワイツのブーツの魅力として、カスタムオーダーが出来る点があります。木型、革、ソールから縦のサイズ、横のサイズ、種類によってはシャフトの長さも選べます。細かい部分まで好みに合わせてカスタマイズして注文し、自分だけの一足が作れるのは魅力的です。

ホワイツのブーツは、履いている人からは評価が高いとても良いブーツです。実際、履いてみるとこれは別格だな、と感じます。気になっている人は是非、一足お試しあれ。


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